31年目を迎えるなんて、openした日は考えてもいませんでした。
サンドウィッチの『美味しさ』と『おもしろさ』を知ってもらいたくて、
1980年8月4日open!!
前日の夕方プレopenしました。
土砂降りの雨の中、友人たちに来てもらい予行練習!!
厨房は全て独りでする予定だったのですが、いざオーダーが通り始めると
頭の中が真っ白になり、上手く作れなくて泣き出したいくらいだったのを憶えています。
側で見ていたコーヒーメーカーの支店長が急遽手伝ってくれて、
翌日のopenにはプロのバーテンダーさんを派遣してくれました。
2~3日の予定で来ていただいたのですが、
連日あまりにも忙しく支店長とプロ2名の方のヘルプが1ヶ月続きました。
ありがたかったです。
食事を取る事も、トイレに行く猶予も無く、ただただ足を棒にして
働いている姿を陰ながら母が心配そうにいつものぞいていました。
『何か手伝おか!?』っと
小さい声で母が言ってくれた事がきっかけで、
カレー&ハンバーグの仕込みを覚えてもらい二人三脚が始まりました。
母は他界しましたが感謝を込めて母の名前のキッチンを増設しました。
今は多勢のスタッフに囲まれ本当に幸せです。
お客様も親・子・孫・曾孫と最近では四代に渡ってごひいきしていただきありがたい事です。
初めてのお客様は近所の若い新婚さんでした。
自転車の二人乗りで来られていて、それから毎朝来てくれました。
スタッフも学生時代のアルバイトから、続けてくれていて
OLの傍ら、結婚・出産とありながらも、いつも私の側にいてくれている人が何人も居て、
私にとっては家族です。
心から有難う!!
これからも皆で幸せに向かってガンバローぜ!!